【警察庁】庁内業務説明会(12月4日)

過日、警察庁内で、業務説明会が開かれた。
担当者は、生活安全局 保安課の高居補佐。
佐世保事件(H19、12月14日)の後、立ち上げられた銃刀法改正についてのプロジェクトチームのメンバーである。

今回の説明会はワークショップ型であり、価値観の違う団体をどう行政官として対応するかについて考える機会を与えられた。
まず、「銃砲刀剣類所持等取締法の一部を改正する法律の概要」について、丁寧に説明をして下さり、
実際の警察庁と各都道府県警察の関係についての言及もあった。
また、「年少者の空気銃所持をいかに規制するべきか」というテーマの下、「規制などの現状」「関係者の意見」などの設定についての説明がされた。
高居補佐の説明も分かりやすく、資料ももったいないほど素晴らしいものがそろっていた。

普通ならば、すごくハッピーになって帰路につくことができたはずの説明会である。
ところが、非常に残念なことを自らおこなってしまった。

なんと、ずれた論点について言及してしまったのであった。
その時は、考えていた意見をすでに言われたことや、事前規制、事後規制などのことについてなど、多くのことを考え、また時間のない中での判断だった、とはいえ、冷静さに欠けていたと重々反省。
さらに、残念なこと(ーそして、おそらくこれは致命傷だがー)は、その後、自分の失敗を挽回できなかったことである。
チャンスはあった。
なぜうまく生かせなかったのか。

いかに深慮したところで、問題からずれてしまっては、大切な論点について触れることもできない。
また、失敗について悩む前に、それをしっかりと挽回するチャンスをしっかりと考えられるよう、強い精神力を更に持たなければならないと思う。

勉強せねば。
成長せねば。