縦走♪

先日、白馬に行ってきた!
彼女とは二回目の登山。(高尾山はバードウォッチングのためカウントせず。)
前回と違い、荷物が相当重く、お互い結構しんどい思いをした。
今回は、夜に出発し、夜通し車で行ったため、それも体力をある程度奪っていた模様。

今回の山行は、僕の友達が八方池山荘でバイトしているので、差し入れでもと思い企画。
また、去年の八月にOBに白馬に連れて行っていただいたのだが、その時は恥ずかしながら何が何山なのか全く分からず、ただただ、雄大な連峰の姿に圧倒されていただけであった。
その時から一年たった今、どれぐらい技術、知識などをはじめ成長している部分があるかを知りたいという思いもあった。

さて、そんな思いを抱きながらゴンドラに。
着くとガスがあったにも関わらず多くの観光客の姿が。賑わいを感じながら、八方池山荘に。
笑顔で迎えてくれたスタッフに、友達を呼び出してもらおうと声をかけると、何と友達はすでに下山しているとのこと・・・(笑)
ま、こういうこともあると、気を取り直して、登山開始。
八方池山荘がある所から第三ケルン(八方ケルン、八方池のあるところ)までは観光客でも行けるようになっているため、登山姿が以外と目立つ。
二手のうち一つを選べたが、あえてつらい方を選択。思えば、この道が全行程の中で最もきつかった。

経験した事のない重さを背負っていたことや初めての山だったこともあり、道中は決して楽ではなかったが、道行く人々と仲良く会話しながら(計、六組ぐらいのパーティーと知り合いに!)唐松岳山荘に。
いや〜ガスが出てて、まだかまだかと思い、山をぐるっと回った瞬間、目の前に山荘の姿が飛び込んできたときは本当にうれしかった!

予定ではテントを張り、同日に唐松岳に向かう予定だったが、疲れとガスのせいで、翌日に回すことに。
その日の晩御飯はミートボールとよく分からない食材をおかずにご飯。
ほうじ茶を入れ、一服し、おいしく頂けるはずだったのだが、何と芯米に・・・・。
KAVの合宿で芯米になってしまったと聞いて、可哀そうにと他人事のように思っていた自分をすごく恥じた。
ま、ビールさえあれば気分も元気も回復、ということで、ビールとつまみで気分を取り直し、就寝。

翌日は、唐松岳に向かい、五竜岳に。途中、くさり場(結構きつかったです!)、厳しい岩綾などがあるも、クリア!!すれ違った登山客がいたのだが、彼が、「いや〜彼女さん、タフだね〜」と一言。若干ばててた彼女であるが、その一言で急に元気を取り戻した模様(笑)なんと単純なやつだ(笑)
しかし、やはり登山はしんどいもの。自然から元気をいただくしかありません。僕たちは今回、雷鳥から元気をいただきました!!


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雷鳥☆☆☆
ってなことで疲れがふっとび一気に五竜山荘に。
天候が回復したらヘリが来る予定なので、下の方にテントを張れとのこと。
この日は難なく焼きそばを作り、残りの行動食とともに、満足しながら食事を。

その夜。彼女は10時ごろから2時ごろまで全く寝れなかったとのこと。
翌朝理由を尋ねると、足音が聞こえて、怖かったとのこと(笑)
雨が降っており、風もあったので、そのように怖い思いをする理由も分からなくはないが・・・・。
テント場が少し角度があり、僕も確かに眠りにくかった。

翌朝、僕も彼女も疲れがあまり取れておらず、また、この日は下山だけであったので、朝はテントをさっさと片付け、山荘でだらだらと。
このだらだらが、奇跡を生んだ!!
なんと、ブロッケン現象を見ることができた!!


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四年間で初めて、お目にかかったが、他の登山客の喜びようも凄かった。

帰りもゴンドラに乗らねばならず、下山時刻が迫ってきているので、帰路に。
くさり場で、彼女に鎖で僕の股間を攻撃されるアクシデントをも乗り越えながら、無事地蔵の頭に。
地蔵の頭とは去年OBに連れて行ってもらったKAVの石碑があるところである。非常に懐かしい想いがした。

下界での政治の慌しい変動、また院試の勉強などから遠ざかり、束の間の素晴らしい休息を得ることができた。
山に眠る先輩方、一年前より少しは上達しているとこをお見せ出来ただろうか。