【ご案内】ALFP2008公開シンポジュウム

慶大の教授よりご案内がございました。
どなたでも参加できますので、ご検討されてみては如何。

以下、案内文より抜粋。

今年も、下記の要領でアジア・リーダーシップ・フェロー・プログラムの公開シンポジウムを開催いたします。皆さまのご参加をお待ちいたしております。

ALFP事務局

(記)

ALFP2008公開シンポジウム
統一と多様性:デモクラシーの様相

日時:2008年10月31日(金)1:00 〜5:00 pm 
会場:国際文化会館 講堂
入場無料(要予約)
用語:日本語・英語、同時通訳付

今日のアジアにおいて、民主主義の構造や、その内容に関する批判や
議論は折にふれてあるものの、多くの国が民主主義自体を望ましいと
考えている事実に、もはや疑いの余地はほとんどありません。
アジア諸国では、ここ数十年にわたり様々な民主的統治のあり方が
試行錯誤されてきましたが、いまだ民主主義には高い価値が置かれています。
しかしその一方で、伝統的な民主主義モデルは、アイデンティティ
人種、拡大する格差、ジェンダーに基づく差別、また、暴力的手段を
もって異見を表する風潮の高まりといった諸問題を、解決に導くこと
ができないでいるのもまた事実です。民主主義という大義名分のもとで
多数派を占める人々が、周縁に追いやられた少数派の人々の主張を
無視し、その尊厳を軽視している――近年、そんな疑問の声があちこちで
上がり始めているのも、そのひとつの証と言えるでしょう。

2ヵ月間にわたり、アジアをめぐる多くの課題を、互いに、そして
広く日本の市民社会と分野を超えて共有してきたフェローたちが、
民主主義のあり様について、徹底的に議論します。

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パネリスト:2008年アジア・リーダーシップ・フェロー

第一部「 民主化するアジア」

「未成熟なデモクラシーの苦悩:タイの事例」
アティヤー・ アチャクンウィスット(タイ)/バンコク・ポスト オピニオン欄編集者
「自由、そしてそれを阻むもの」
ジョーティルマヤ・シャルマー(インド)/ハイデラバード大学政治学教授

第二部「 デモクラシーの深化」

「デモクラシーの文化」
CK・ラール(ネパール)/コラムニスト及びコメンテーター
「『責任』をもつ:表現の自由と、選択に伴う倫理」
グー・イアン 谷亦安(中国)/上海戯劇学院演劇部門 役者/演出家/教授

第三部「 制度と情報」

「ろうそく集会の先にあるもの:韓国の取り組み」
キム・ヘチャン 金海蒼(韓国)/希望製作所副所長
「『制度としての民主主義』の強化に向けて:
危機に直面したフィリピンにおける、継続性と変化への課題」
チト・ガスコン(フィリピン)/LIBERTAS (自由のための弁護士同盟)会長

第四部「 デモクラシーの未来」

「コリア系日本人として生きる」
リー・スーイム 李洙任(日本)/龍谷大学経営学部教授

フェローのプロフィールは以下のURLをご覧下さい。

http://www.i-house.or.jp/jp/ProgramActivities/alfp/profile/2008.htm

参加ご希望の方は、ALFP事務局まで電話・FAX・E-mailでお申し込み下さい。

ALFP事務局
106-0032 東京都港区六本木5-11-16
財団法人 国際文化会館 企画部内
Tel: 03-3470-3211 Fax: 03-3470-3170
E-mail: alfp@i-house.or.jp